一般的な教員採用試験までの道のり 一般的な公立の学校の試験の日程です。 詳しい日程などは自分で調べてね。昨年度実施分はインターネットに公開されていることが多いです。
採用試験合格≠採用?!! 実は、採用試験に合格というのは、正確には、4月から先生になる人のリストに名前が載るってことなんですね。全員採用する自治体もあれば、必要な教員数より合格者が多い場合には不採用になってしまうこともあります。リストは1年有効なので、4月以降、欠員が出たときには繰り上げて採用になりますが、連絡がなかった場合にはもう一度やり直しってことになってしまいます。 補欠合格者もそんな扱いですよね。 受験者(合格者)から見れば、「そんな人の人生を軽んじているような制度、許せん!」って感じちゃいますよね。以前よりは少なくなってきたという噂ですが、実際はどうなんでしょうね。 採用試験の種類を知ろう さて、流れはわかったけど、どんな試験をするのか。 実は、全国の教員採用試験、自治体によってカラーが違うので、ここで一概には言えません。 でも、大きく分けると次のような形式があります。全部行うところもあれば、そうでないところもあります。受験地の形態を調べてみましょう。 筆記試験 一般教養、教職教養、教職専門があります。自治体によって、3つに分けて実施される場合と、教養と専門と2つに分けて実施される場合があるようです。 論作文 教育問題や背景、現代事情、また、場面を設定した実践的な指導法などをテーマにして、600字〜1200字程度の論作文を書きます。抽象的な問題もあります。時間は平均して1時間前後ですが、本当にさまざま。筆記試験の時間に組み込まれることもあります。一問一答式の筆記試験ではなかなか表しきれない思いや考え方を熱く語ってね。 面接試験 人物重視が言われている現代、必ずあります。個人面接、集団面接、集団討論、模擬授業、場面を設定した対応(個人/集団で)など形態はさまざま。そして、1つで終わることはまずないでしょう。いろいろな組み合わせで行われます。私が受験したところは1次、2次あわせて面接試験が4〜5回ありましたよ。 実技試験 体育、音楽、図工などで基本技能をみる試験があります。教科を選べるところ、指定されているところ、さまざまです。最近はコンピュータスキルを問う自治体もあります。 適性検査 MMPI、クレペリン、YGなど。(←この意味が分からない人、今が教育心理の勉強をはじめるチャンスです!)
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